教えて!ソーラー発電 TOP > 発電した電気が売れる
太陽光発電の買取価格について
発電し、余った電力を買い取ってもらえる「太陽光発電の余剰電力買取制度」があります。
これは、太陽電池を使って家庭で作られた電力のうち、余った電力を、一般住宅は48円/kWhで、電力会社に売ることができるというものです。
買取価格は、上記で説明したように、一般住宅は48円/kWhとなりますが、事務所や工場などは24円/kWhからとなっています。
買取費用は、電気を利用している人みんなの電気料金に上乗せされ、太陽光サーチャージなどとして、すべての電力利用者が公平に負担する「全員参加型」の制度となっています。
- 「非住宅」において、電力使用量の契約容量を上回る規模の出力の太陽光発電を設置する場合。
- 夜間や特定の時期・季節のみに電力を消費する契約状況下において、自家消費がほとんどない場合等。
また、一定規模以上の出力の太陽光発電では、「発電事業目的」の設置と判断され、買取制度の対象とはなりません。
「発電事業目的」に該当する規模のラインは、出力500kW以上が基本とされているが、出力規模や状況等から判断して、「発電事業目的」とされる場合もあるのでこちらも注意が必要です。
風力発電の買取価格について
風力発電での買い取り価格は15~20円/kWhとなっている。風力発電は、コスト面では太陽光を上回る実力を持つ。
以前は、太陽光・風力ともに約24円の買い取り価格であったが、政府による家庭での太陽光発電促進の政策により、買い取り価格に変動が生じてしまいました。
小型風力発電機大手のゼファーは2010年1月から、家庭での風力発電利用者に対して太陽光発電との余剰電力の買い取り価格の差額を補てんもしているが、これも補てん期間は2010年1月~12月の1年間となっている。